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女性のホンネ!女性が「集まる店」「集まらない店」

第10回 女性客が読みたくなる!女性視点を取り入れたチラシづくり 第10回 女性客が読みたくなる!女性視点を取り入れたチラシづくり

皆さまこんにちは!
第10回目は「女性客が読みたくなるチラシづくり」のポイントをお伝えします。
普段皆さまが作成するチラシをお手元において、ぜひ見比べてみてください!
女性視点を取り入れられたチラシかどうかの「チェック診断シート付き」です。
それでは、さっそく見ていきましょう!

今回は、

1. 事例チラシを見比べて女性視点ポイントを探ろう!

2. 満点にTRY!「女性視点チラシチェック診断シート」

をお伝えしていきます。

この記事の著者

株式会社ハー・ストーリィ代表取締役 日野佳恵子
株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役
日野佳恵子(ひの・かえこ)

広告代理店のプランナーを経て、結婚出産の経験から地域のママ友たちのクチコミ伝達パワーに衝撃をうけ、女性のクチコミに関心を持つ。ベストセラー「クチコミだけてお客様が100倍増えた」(PHP出版)、「クチコミュニティ・マーケティング」(朝日新聞社)など出版多数。

株式会社ハー・ストーリィ代表取締役 日野佳恵子

1. 事例チラシを見比べて女性視点ポイントを探ろう! 1. 事例チラシを見比べて女性視点ポイントを探ろう!

住宅見学会の案内チラシを参考に見てみましょう。
見比べてみてどこにどんな違いがあるのか、箇条書きで出してみてください!
社内のチームで取り組んでみても気づきがあると思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。

まずはこちらの二種類のチラシを見比べてみてください。
駅前やポストに入っているのをよく目にする、住宅見学会のチラシです。

A チラシ1
A チラシ2

次に、見比べた結果をお伝えしますので、ぜひ皆さまの気づきとあわせて見てみてください。

A
  • 間取りや価格、面積といったスペック情報が満載

  • 生活しているシーンがない

  • 暮らしている人、また担当者の顔が出てこない

B 女性視点
  • 子どもや夫といった家族との団らんシーンがある

  • 「家族」「ママ」という言葉

    私に関係する家なのかな?と主体的に気になる

  • 担当者の顔が見える

いかがでしたでしょうか?
下の図に表したように、男性と女性ではコミュニケーションツールに求める情報が異なるため、チラシBが女性視点ポイントを取り入れたチラシになっています。

男女で異なるコミュニケーションツールの見せ方
男性 男性 女性 女性

また、前回コラムでもお伝えしたように、今は「いかにコロナ感染防止対策に取り組んでいるか」という姿勢を見せることも大切です。
チラシにも、以下のような内容をアイコンなどを使ってパッとわかるようにお伝えしましょう。
これがひとつあるかないかで印象が大きく左右されます。

感染防止対策に取り組んでいます 感染防止対策に取り組んでいます
感染防止対策ラベル PDF

※ご注意
ダウンロード素材は利用規約上、ご自身での編集等はせず
そのままご利用いただける場合にのみご使用可能です。

2. 満点にTRY!「女性視点チラシチェック診断シート」 2. 満点にTRY!「女性視点チラシチェック診断シート」

それでは次に、皆さまが最近作った女性客への案内資料をお手元にご用意ください!
「女性視点チラシチェック診断シート」を見て、いくつ当てはまるのかカウントしてみてくださいね。

女性視点チラシ チェック診断シート
  • メイン画像は家族や暮らしといったシーンがわかるものを使用している。(家やモノだけの画像になっていない。人が映っている)

  • 担当営業の顔(または働く人のイメージ)がわかる。

  • 価格や面積、専門用語が中心になった内容になっていない。

  • コロナ感染対策についての案内がある。

すべてのボックスにチェックをつけることができましたか?
これらのチェック診断は紙媒体だけでなくホームページ上での見せ方でも同じです。
女性客に向けた案内をしたいときはこのシートにすべてチェックがついてから発信するように心がけてみてください!

解説 女性視点ポイント

今回の最重要ポイント

「生活シーン」や「担当者」をイメージできるチラシは女性客の目を引きやすい▶︎「モノ」しかない画像やイラストは、女性たちが暮らしや生活感を想像しづらいので、案内がきても目に留まりにくくなります。「生活シーン」を想像できるようなチラシづくりを心がけましょう。また、「担当者」「働く人のイメージ」を出して親近感と安心感を感じてもらいましょう。 「生活シーン」や「担当者」をイメージできるチラシは女性客の目を引きやすい▶︎「モノ」しかない画像やイラストは、女性たちが暮らしや生活感を想像しづらいので、案内がきても目に留まりにくくなります。「生活シーン」を想像できるようなチラシづくりを心がけましょう。また、「担当者」「働く人のイメージ」を出して親近感と安心感を感じてもらいましょう。

文/ハー・ストーリィ企画部 プロデューサー 水沼遥

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