お客様や社員を安心させる 災害対策の手引き

企画・開発元紹介

インタビュー

ノベルティに新発想を。
あなたが地域の防災拠点になろう。
地域に貢献できる「共助」の
防災グッズのご紹介

ファシル株式会社 代表取締役 八木法明さん

[ お話を聞いた人 ]

ファシル株式会社
代表取締役
八木法明さん

1975年創業、防災頭巾の企画・製造からスタートしたファシル株式会社の2代目代表取締役。静岡県安心・安全な防災用品の研究・開発、販売を手がけている。

「東日本大震災」や「熊本地震」などの未曽有の震災や、年々増加傾向にある大雨被害など、災害が身近なものになっています。災害のニュースを見るたびに、自社の防災について見つめなおす方も多いのではないでしょうか。
地域密着型のビジネスを行うGood Living 友の会の会員様に向けて、災害備蓄の課題解決に迫った新しいコンセプトの防災グッズをご紹介いたします。

BISTA誕生の背景にある、“悔しい経験”とは?

ーファシル株式会社が提案する「新しい防災のカタチ」として、地域貢献型災害用備蓄スタンド「BIATA」があります。まずはこの商品の企画・開発の背景について教えてください。

2021年3月で東日本大震災から10年が経ちました。震災の悲しい思い出を風化させないよう節目の年に防災グッズについてまったく新しいカタチのものを提案していきたいと考えたのがきっかけの一つにあります。
これまでの防災グッズは「自分の命を守るため(=自助)」のものとして考えられていました。会社の倉庫に備蓄されているトイレットペーパーやヘルメットがその例です。しかし、もっと視野を広げ、災害時に「近隣や地域コミュニティを守るため(=公助)」には何が必要なのかを考えました。
これまでの災害備蓄の問題点を解決し、さらに新しいコンセプトの防災グッズで役立つために地域貢献型災害用備蓄スタンド「BISTA」を企画しています。

ー 「公助」のコンセプトには、何かきっかけがあったのでしょうか?

2018年の北海道胆振東部地震が引き金となり、北海道全域にわたって前代未聞のブラックアウトが起き、その後の二日間、北海道に住む人たちは暗闇の中で苦しい生活を余儀なくされました。
この時にファシルでは日頃からお世話になっている会社の方から支援物資の注文を受けました。800人分もの支援物資をご依頼いただき、こちらも期待に応えようとメーカー各社に問い合わせましたが、時すでに遅し。
メーカーには一気に注文が殺到し、必要な量の支援物資が確保することができなかったのです。備蓄さえあればすぐに発送できて、スピード感のある対応ができますから身近な場所にストックしておく大切さを痛感しました。

ー 八木社長ご自身の悔しい経験から、すぐに役立つためのグッズを考えたのですね。

はい、万一のときの支援物資は倉庫に入っていればすぐに送ることができて、国内でしたら災害の1~2日後には現地に到着します。距離によっては自分で持って行ってあげることもできます。
しかし、いざというときにすぐ使うためには「会社にどうやって備蓄しておくのか?」というところが課題でした。十分な量の備蓄ができて、社員や利用者に備蓄場所の周知ができる方法な何か?を考えていきました。

日常生活に溶け込むデザインを追求

ー BISTAの「人の目に付くところに置く」というコンセプトは斬新だと感じました。

防災用品をしまい込んでしまって、「どこにあるかわからない状態」になる、という経験をされた方って意外と多くいらっしゃいます。特に今、テレワークで出社する人が減っていますので、誰もが認識できる場所にあることが大切です。
であれば、見える場所にどうやって置くのか。空間に馴染むおしゃれなデザインにこだわることで場所を選ばずに設置できるようにし、普段から防災への意識を高めていくことを目指して開発しました。

ーBISTAのデザインはどうやって考えていったのでしょうか?

さまざまな会社のインフォメーションカウンターを見て研究しました。どの会社も、デザインに力を入れている場所なので、その洗練された空間のなかで置いていただけるデザインを考えていきました。
当初はスチール製で作りましたが、質感に納得できずに木製に変えました。扉の閉まり方、キャスターストッパーまで徹底して作り込んでいるので、安心してどこにでも置いていただけるようになっています。

VISTA

様々な活用方法で非常事態をサポート

ー Good Living 友の会の会員様に向けて、BISTAの活用方法の提案があれば教えてください。

[1]お客様とのコミュニケーションツールとして利用する

BISTAは長時間停電に備えて、スマートフォンの充電基地となれるように発電機と高速充電器が入っています。万一に備えるために、防災訓練として近隣の方に声をかけ、使い方のレクチャーをしてみてはいかがでしょうか。非常時にスムーズに使えるよう普段から防災訓練などを企画してコミュニケーションをとるツールとして使っていただきたいです。

[2]非常時の集合場所にする

防災訓練は大きな会社ほどマニュアル的にやっていますが、本当に災害が来たときにマニュアル通りに対応できるか疑問です。友の会の会員の皆さんの会社では、災害時の行動をシンプルにし、BISTA前に集合して安否確認をしたり、次の行動を話し合ったりするのはいかがですか?
人が行き交う目に留まる場所にBISTAを置き、社員に周知しておけばいいはずです。

[3]被災地への支援物資として活用する

BISTAの中身をそのまま送ることで50人分の支援物資として活用することができます。被災時はスピードが大切。BISTAがあれば支援物資の手配時間もなくなり、すぐに配送することが可能です。

[4]被災地への支援物資として活用する

BISTAの中身をそのまま送ることで50人分の支援物資として活用することができます。被災時はスピードが大切。BISTAがあれば支援物資の手配時間もなくなり、すぐに配送することが可能です。

ー 最後に、Good Living 友の会の皆さんに向けて、ひとことメッセージをお願いいたします。

災害は起きないほうがいいものですが、起きることを想定して事前に準備することが大切です。備えあれば憂いなしに越したことはありません。
しかし、せっかく備えたものがいざというときに使えなくては意味がないですから、私たちは一切の妥協なく、確かな品質のものだけを届けていくことをお約束します。
ぜひ、社員やお客様の非常事態を助けるものとして、そしてその延長線上にある地域に役立つものとして、新しい備蓄のカタチをご検討ください。

~八木社長、お忙しいなかお時間をいただきありがとうございました~

取材日時 2021年8月

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