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インタビュー
INTERVIEW
「BISTA」を導入した経営者インタビュー

写真右 株式会社豊栄美装 代表取締役 萩原 豊氏
写真左 ファシル株式会社 代表取締役 八木 典明氏東京都中野区を拠点に、東京・大阪エリアのビルメンテナンスを行っている豊栄美装。2020年12月、本社の防災対策のために、地域貢献型 災害用備蓄スタンド「BISTA」を設置しました。BISTAを設置した理由や期待を、代表取締役萩原 豊氏に伺ってきました。
家族同様に大切なスタッフの命を守るために
家族と同じようにスタッフを大切な存在として考える萩原社長。そのスタッフへの思いは、しっかりと備えられた防災グッズに反映されています。
本社のエントランスに設置されたBISTAは、誰でも・どんなときでも使うことができる防災用品です。職場に防災グッズを設置することで、スタッフが不安になることなく仕事に集中できるでしょう。働く環境を整えることが結果的に仕事の価値や品質を高めることにつながっていくことが期待できました。
東日本大震災をきっかけに防災対策の大切さを痛感
萩原社長が防災対策の大切さを痛感したのは、2011年の東日本大震災でした。震災時は昼間だったこともあり、幸いにも自社の被害は深刻ではなかったといいます。しかし、「この先、スタッフの安全確保のために何ができるのだろう?」と考えると、経営者にできることは防災対策を徹底することでした。
2020年現在、水はいつでも使えるようにオフィスの一角に備蓄。乾パンや長期保存食品、トイレットペーパーも地下の倉庫に収納してあります。また、本社ビルから1kmほど離れた会社の倉庫には緊急用の発電機を準備。「さまざまな防災グッズは揃えていましたが、いざというときにすぐに使えないのが問題でした。また、本当に必要なものを揃えようと思うと場所をとることも気になっていました」と、萩原社長は振り返ります。
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オフィス内にある長期保存水。段ボールに商品名が記載されているので、何が入っているのか一目瞭然。
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地下の倉庫には、十分な量の防災備蓄食が保存されていました。このほかにトイレットペーパーも備蓄されています。
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人が集うオフィスフロアにある自動販売機の上部には、非常用電源が設置されていました。
厳選された防災グッズをコンパクトに格納
何気なくリクシルからのパンフレットを見ていると、豊栄美装様の課題解決ができるグッズを発見。「BISTAには、本当に必要なものがコンパクトにまとめられています。そこに魅力を感じ、すぐに設置を決めました。しかもリクシルからのおすすめだったので間違いないと確信しました」(萩原社長)。
これまで、防災グッズの格納場所については、一部のスタッフしか知らない可能性もあったそうです。しかしBISTAに込められた「人が行き交う場所に置く」というコンセプトから、防災グッズがより身近なものとして浸透していくことが期待できました。
BISTAの設置場所は、当初はミーティングルームを予定していましたが、エントランスに決定。「エントランスに設置すれば、いざというときには近隣住民の方々にも使っていただけ、地域に貢献することができます。目の届く場所に置けて自然になじむのがいいですね」と、設置されたBISTAを見て萩原社長は安心した表情でお話しくださいました。
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BEFORE
中野区の豊栄美装様では、万一のときは近隣住民の方も利用しやすく「地域の防災拠点」にしやすいエントランスに決定。
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AFTER
ビルのインテリアに溶け込むおしゃれなキャビネット。いつでも目が届くので防災意識向上に寄与します。
BISTAが防災意識向上のきっかけに
豊栄美装様では、ビルの管理・メンテナンス事業を主軸に事業展開しています。自社にBISTAを導入したことで、「管理ビルの防災対策としてBISTAを紹介することもできますし、導入後の利用方法も自社の経験を交えてお話できます」と萩原社長。
また、加盟している業界団体では、定期的に安全衛生の取り組みを発表する機会があるそうです。「次回の会議では安全衛生対策の一環としてBISTAを紹介したいと思います」とも前向きに話していただきました。
こうやってBISTAが少しずつ浸透することは、業界全体の防災意識の底上げにつながっていくでしょう。「備えあれば憂いなし」の防災グッズですが、自社のスタッフを守るために必要不可欠なものと、確かな手応えを感じています。


株式会社豊栄美装
代表取締役 萩原 豊氏
マスコットキャラクター ホビー君