#年次大会2025 #ブランディング #アンカリング効果 #チームビルディング
前回に引き続き、オンライン年次大会2025の特別企画を。相羽建設の相羽健太郎さん、拓匠開発の工藤英之さん、OKUTAの小泉太さんをお迎えしたトークセッションでは、今回もLIXILの對馬儀昭がファシリテーターを務めます。テーマは前回の「1.各社の事業展開」「2.人材の確保」に続き、今回は「3.地域貢献/ブランディングに繋がる活動」まで、余すところなくお届けします!
トークセッション2人材の確保(後編)
共通体験、共通言語から
生まれる一体感
對馬 「個の力」という話が出ましたが、相羽建設では社内建築家の育成などもされていて、それはまさに個の力を蓄えていく部分です。社員のみなさんも、いろいろなキャリアプランを考えられていると思うんですけれども。当然組織なので、いろんな階層や役割がありますから、そういった配置、組織形成の工夫など、何かあるんじゃないかなと。私の勝手な想像だったら申し訳ないのですが、そういった部分についてお話しいただけますか。
お施主さまから「お願いしたい」とご指名がかかるような社内建築家の育成にも力を入れている相羽建設
相羽 そうですね、原則として僕らってやっぱり、特に社長業って、人に磨かれるし、人に削られるっていうのが大原則な気がするんですよ。なんか削られまくるともう辞めたくなるし。でもやっぱり、お金とかなんとかではなく、人の成長であったり、できないことができるようになったり。子どもが生まれたり、結婚したりも含めて。やっぱり人のうれしさのほうが、社長やってて大きいなって言うのが正直な話ですね。採用の話もありましたが、僕、面接して落としたことないんですよ。
對馬 そうなんですか。
相羽 はい。なんか、分からないじゃないですか。特に今の子、みんな学校でしっかり対策もしてきているので。会うとみんないい子に見えるんですよ。それに、やっぱり入ってからが勝負だと思っているので。言い方を換えると、自分の子どもも含めて、生まれてくる子には何の責任も無いじゃないですか。だから原則、入るときはみんなそんなに変わらないと僕は思っていて。もっと言えば、中小企業にそんな大それた人が来るわけがないと。なので、「どう育てていくのか」みたいなことがやっぱり大事だなというふうに思っています。マネジメントとか、人材配置だとか、人材育成をどう考えますかって、すごく難しいんですけど。僕も15年前に事業承継をして、最初に悩んだのがやっぱりそこだったんです。
最初の1~2年は、若い社員を捕まえて一緒に飲みに行ったり、悩みを聞いてあげたり、コーチングのスキルの講習会へ行って資格を取ったり、みたいなことをやったんですけど。結果としては、あんまり変わらなかったんですね。そのとき思って、今でも大事にしているのは、「水は上から下にしか流れない」ということです。やっぱり、幹部とやらないと。上の水がちゃんと流れるように、そこの水がいかに澄むかというのが大事で。そういう意味で言うと、僕自身のマネジメントみたいな考え方で、僕は新入社員とか一般社員、役職のついていない社員を怒ったことは、たぶん一回もないんです。逆に言うと、それはマネージャーたちの仕事であり、そこをとっちゃいけない。だから若い人たちは、僕を「たまに来るおじさん」くらいにしか思ってなくて。(笑)
うちのマネージャーたちにとっては、ときに恐怖の対象であり、嫌なやつでもあり。でも、お互いによろこびあえる仲間でもありみたいなところがある。うちは事業部が5つあって2人ずつ役職者がいるのですが、そこではマネジメントの勉強会も続けています。社長になる2年くらい前からだから、もう17年間。最初はドラッカーとかね。それが今では共通言語、共通体験になっているんです。
さっきのアナログとデジタルの話も同じで。共通言語をつくるにはデジタルってすごくよかったりするんですよね。でも、共通体験をつくるにはリアルのほうがいいこともある。だから、いかにこれを行ったり来たりするかっていうことがすごく大事で。もっと言えば、どう共感をつくるか。中小企業は、よく言うようにやっぱり「家族」だと思っていて。どう家族の一体感をつくっていくか。自分の家族に、マネジメントなんて考えないじゃないですか。だから一生懸命関わって。お互いに共通体験とか、共通言語が生まれてくる中で、人も育っていくし、会社に対するロイヤリティも上がっていくのかなと。あんまりそんな、論理立ててはいないですね。
對馬 すごくわかりやすいです。家族にマネジメントをするのかって、確かにそうですよね。家族が会議するような感じだとすごく嫌ですし、KGI(最終目標)、KPI(中間目標)はなんなの?とかって言われたら、そんな家族で住みたくないですしね。
工藤 私は妻にマネジメントされていますけど。
對馬 それは……KGIをしっかり達成できるようにしないと。(笑)
相羽 ああ、でもそういう意味で言うと。うちは5月末決算で6月1日が事業始めなのですが、そこで毎年、事業計画の経営方針発表会をやります。一方で、1月5日とか6日、初顔合わせのときには個人の目標発表会をやるんです。全社員が「マインドマップ」として用紙に自分で写真を貼ったり、いろいろなことを書いたりするんですけど。要は、会社って目標とかやりたいこととか未来のビジョンを示すけど、僕らはその社員さんがどこを目指しているのか、何をしたいのかって本当には知らないなということで。もう20年ぐらい続けています。
会社のやりたいことと個人のやりたいことをみんなで共有しようというのを、半年に1回ずつずらしてやっているんです。意外と知らないことってあって。経営方針を知らない社員さんもいっぱいいると思うので、それはちゃんと伝えるべきだし、個人のビジョンも知って理解しておけば、何か新しい事業をやろうというときに、「そういえばお前、こういうことやりたいって言ってたよな?」という話になる。うちには社内のベンチャー制度があるので、みんな自分から新規事業を持ってきて立ち上げることもありますね。
對馬 もう、皆さんそれぞれの熱き想いと社員さんに対する温かさが、このディスカッションの中で感じられました。ぜひ、OKUTAさんも拓匠開発さんも相羽建設さんも、この文化をもっともっと伸ばしていただければと思います!
トークセッション3地域貢献/ブランディングに繋がる活動
對馬 最後のテーマは「地域貢献」です。工藤社長からも相羽社長からも、「地域貢献ではチャリンチャリンできないから」と、それはその通りだと思います。ここでは、どちらかというとブランディングのお話を。やはり各エリアでがんばられている三社さんなので、「ここにわが社がありますよ」というブランディングは避けて通れませんよね。この辺について、意見交換をさせていただければと思います。
手がけるコンテンツから
広がるブランディング
對馬 まずは工藤社長から。お話しいただいた「夜ハス」のイベントやコミュニティスペース「椿森コムナ」、こういったものを通じて拓匠開発のことをかなり知ってもらっているかと思うんですけれども。ブランディングとして今、工藤社長が考えていることを、「ネバーランド構想」なども交えてお話しいただけますか。
工藤 「椿森コムナ」から始まり、千葉市から声をかけていただいて「夜ハス」もできて。うちは分譲会社ですから用地は仕入れないといけないですけど、お客さまも企業さまも地主さまも、A社とB社同じような内容だったら「拓匠さんがんばってるよね」ってなるんですよ。「千葉公園を明るくしてくれたよね」って。それはかなり効果が出ていて、まさに「先義後利」。デベロッパーとして一生懸命、真のあるべき姿を追求し続ければ、結果的に採用や利益にもつながってくる。やり切ることが大事なんだなと、その成功体験が企業と我々社員を育ててくれていて。もっともっとデベロッパーとしてやるべきことをしっかりやり切れば、もっともっとファンができるというのはもう間違いないって、確信に変わったんです。だから、やり切ろうと。
工藤 あとは自然体になって。今も、千葉公園周辺で足りないものを我々が仕かけていけば、どこかでもっと爆発点が来ると思っているんです。ネバーランド構想でホテルを建てようと思ったのも、ホテル自体をやりたいわけではなく、ここにホテルがあればいろんな方々が来るので。たとえば千葉には成田空港がありますから、空港から直接東京に行くことなく千葉に寄ってくれます。いっぱい面白いところがあるよと。これ、エリア戦略だと思っていて。これを全国に汎用していけば、そこに我々の価値があるじゃないですか。社員のモチベーションとしても、「いいか、我々のやっていることは千葉のことだと思わないでくれ」と。「このビジネスモデルが全国に汎用すれば我々の価値が上がるじゃないか」「こんなに夢のあることはないじゃないか」って。
2026年の春に開業予定のライフスタイルホテル「椿森Hotel & Residence(仮称)」も、拓匠開発が手がけるネバーランド構想の一環
発想力×やっちゃう力×とことん力=拓匠力として、社の原動力にする拓匠開発。経営理念は「本能に、感動を。」
工藤 県内の企業って、特に新卒はものすごく採用が難しいと思うんですけど。うちの場合は「椿森コムナ」を知って拓匠を知り、入社したというコムナチルドレンがいます。「夜ハスは知ってるけど拓匠は知らなかった」「夜ハスって誰がやってるの?拓匠開発?『本能に、感動を。』ってよく見るよね。あの会社が拓匠開発なんだ。面白そう!」ってなって、入社になるんですよ。
拓匠開発本体ではなく、ネバーランド構想のコンテンツから採用したりして、それが認知につながっている。いわゆるブランディングになってきているんです。
工藤 県内の企業って、特に新卒はものすごく採用が難しいと思うんですけど。うちの場合は「椿森コムナ」を知って拓匠を知り、入社したというコムナチルドレンがいます。「夜ハスは知ってるけど拓匠は知らなかった」「夜ハスって誰がやってるの?拓匠開発?『本能に、感動を。』ってよく見るよね。あの会社が拓匠開発なんだ。面白そう!」ってなって、入社になるんですよ。
発想力×やっちゃう力×とことん力=拓匠力として、社の原動力にする拓匠開発。経営理念は「本能に、感動を。」
工藤 拓匠開発本体ではなく、ネバーランド構想のコンテンツから採用したりして、それが認知につながっている。いわゆるブランディングになってきているんです。
對馬 なるほど、すごくしっかり繋がっていますね。
工藤 繋がっています。本当に、スーッと違和感なくきているんですよ。やっぱり無理して戦略的に何かをやろうとすることも大事なんですけど、耳を立てて目でしっかり見て、「ああ今、こういうことが必要なんだな」ということも。後はもう、うちはやったら早いですから。発想力、やっちゃう力、とことん力。形を変えていく、やり続ける。ちっちゃいことでもいいんです。これが大きくなると、積小為大で。それで今があるのかなと思っているし、社員にもこれからも自然体で感動をつくり続けようと、ちっちゃなことでもいいからどんどん仕かけて形にしていこうと語っています。
對馬 いいですね。工藤社長と話していると、ものすごく楽しくなるんですよね。私も千葉県に住んでいますけれど、千葉というよりは「あの街に行きたい」という感じです。それを全国に広げていって、ブランディングにすると。結局、千葉だけの拓匠さんっていうことじゃなく、日本全体で見ても拓匠さんにとなるという。ややもすると、どうしても視野が狭くなりがちなんですけども、工藤社長は広げられていった。千葉ではない、ワールドワイドな感じがしております。
「やっぱり面白い!」と
言われるような会社に
對馬 相羽社長もまた同じように「アイラブ武蔵野」という感じがあって、親和するなと思います。ホームページやいろいろな資料でも拝見させていただいたんですけれども、立川の「GREEN SPRINGS」での活動など、市町村の方々ともやり取りされて、公園事業もされていますよね。そういった取り組みのお話もお聞かせいただけますか?
相羽 僕らのところは郊外地域で、OKUTAさんのところもそうかも知れないですけど、東村山でいうと8割は外部から来られている方なんですね。元の土地の方は2割しかいらっしゃらないんです。だから、そういう意味では地元とか自分の故郷って感じじゃないところもある。もしかすると、お勤めが終わって60~70歳になられたときには自分の生家があるところに帰られるかも知れなくて。
「ベッドタウン」って言われ方、寝に帰るみたいな感じで僕はすごく嫌なんですけど。そうではなく、そこに愛着が生まれるといいなというふうに思っているんです。僕自身も地方から出てきた両親が東京に住みついて、結果としてここにいます。言うほど愛着があるのかっていうと、そんなにないんですよ。たぶん、地方でもっと自分の地元を愛されている方たちはいっぱいいらっしゃって。でも「住めば都」は事実で、何の愛情もないのかといわれるとそれも違うんですよね。どうせ住むなら楽しいほうがいいし、面白いほうがいいと思っています。
東京都立川市で行われたGREEN SPRINGS内のイベントでは屋台を30台納品し、その後の活動のきっかけになった
「GREEN SPRINGS」の事業はうちというより立飛さんという事業者さんの事業で、もっと言えば商業施設でホテルなんかも含めた複合施設なのですが。ここが象徴的だったのは、もともと立飛さんがマルシェの運営をされていたなかで、うちでつくった「屋台」を入れさせてもらっていたんです。30台ほど。
東京都立川市で行われたGREEN SPRINGS内のイベントでは屋台を30台納品し、その後の活動のきっかけになった
相羽 僕ら自身もマルシェを別のいろんなところで、公園などでも運営をしたりして。そのことがきっかけで、新しい商業施設を木造でやりたいというお声がけもありました。「そういえば相羽建設でそんなこともやれるって言っていたよな」と、そういうことがきっかけになってくれたのはすごくうれしいなと思います。
僕自身も学生時代からマーケティングみたいなことをずっとやっていて、まさかそれが工務店で活きるとは夢にも思わずでしたけど。ブランディングって、どう認知と評判をつくるかっていう話だと思うんです。先ほどの工藤さんみたいに、自分たちはこんなふうに認知されたい、評判が立ちたいということをまず立てるのが先で。その上で、そこに向かってどういうふうにするのかというと、僕らは「面白い会社」だと言われたいんです。
「つながる人すべての暮らしを豊かにする」を経営理念とし、「やっぱりAIBAは面白い!」を経営ビジョンに。「面白い会社だね」と言われることが最も大きな褒め言葉だと語る相羽社長
家具デザイナーの小泉誠氏にデザインを依頼して製作した屋台は、相羽建設のキーアイテムのひとつに
相羽 先ほどの屋台は小泉誠さんという家具デザイナーさんとつくったものですが、日本でも指折りのデザイナーさんだと思います。家具業界の人たちにも、「小泉誠を捕まえて屋台のデザインをさせるのは、たぶんあなたたちしかいない。家具業界ではそんなこと恐れ多くて頼めないです」と言われました。「本当ですか!?」って。でも、僕らにとってはそれがキーアイテムになり、ブランドの認知と評判を語ってくれるアイテムになっているんです。
家具デザイナーの小泉誠氏にデザインを依頼して製作した屋台は、相羽建設のキーアイテムのひとつに
相羽 それから、うちでは社員大工を採る形をとっていますが、年配の大工さんも終身雇用をするなかで、若い大工さんや年配の大工さんが住宅以外、建築以外のものづくりをすることもあります。そのアイテムが語ってくれることも。最初は「あったら面白い」から始まって、よくよく考えたらこのアイテムってチャリンチャリンくらいしか言わないんですけど。でも、なんかうちのやりたいことであったり、伝えたいことであったり、見られたい姿であったりを体現しているアイテムなのかも知れないねと。
相羽建設の大工さんがつくる一番小さな製品では、スマートフォンスタンドの企画などもある
相羽 それが結果として、最近は公園だとかの行政の事業も含めて、地域の事業者にも少しずつ伝わってきています。それは広告戦略でもなかったし、プロモーションでは決してなくて。僕らは「プロモーションと広報は違う」って話をよくするんですけど。広報っていうのはしっかり伝えることだとすると、少し広報として伝わるものはできてきてるのかなという感覚でいます。
對馬 まさに、狙ったわけではないんだよということですね。
相羽 もう、ほとんどそうですね。
對馬 ゴールラインに対してしっかり狙った通りの道ではなかったけれど、到達はしていますという。何が成功かという部分で、特に認知と評判といった話においては、それを体得された形なのかなと。非常に参考になるお話だったと思います。
他業種とのコラボで
アンカリング効果を
對馬 ちょうど相羽社長に「認知」と「評判」という素晴らしい言葉をいただきましたが、それはまさに小泉社長が手がける「LOHAS studio」もそうじゃないかなと思います。いいブランディングをされているなと。自社のスタジオとかショールーム、自分たちのフィールドをブランディングするのもやっぱり重要なことですよね。こういったところ、小泉社長が強化していましたよという部分などありましたら教えていただけますか?
小泉 先ほどの「狙っていたわけではない」というお話で言うと、うちは狙っているんですよ。まず、デザインに関しては実績としてデザイン賞、常に最多受賞をとり続けるというところは、絶対的にうちのデザインチームが知を結集してやってくれています。このブランディングに関しては、LOHAS studioも店舗で細分化していますしね、課題も当然あります。ただ、常に意識するのは一番手の法則で。たとえニッチなマーケットだったとしても、お陰様で私どものインプラスの売り上げは首都圏中小でナンバーワンだと……自負していいですかね?(笑)
對馬 ありがとうございます!
小泉 というのもね、パッシブデザインで建築に携わる者として、このエネルギー抑制時代にエネルギーの極めて低いお家を手がけていこうというとき、やはり最初は窓からでしょうと。私どもは、内勤のスタッフを含めて皆がインナーサッシのインプラスをご提案すると思います。これは、体感することがすごく大事で。どんなマーケットでも一番を目指します。インプラスに関しては絶対負けないぞとか、デザインは絶対負けないぞとか。それは実績が示すことなので、賞を取り続ける。これはすごく大きなところだと思うんです。
先ほど、コロナ禍で店舗の細分化をした話をさせていただきましたけど。僕が一個こだわったのは、コラボなんですよ。衣食住で考えたときに、商業施設に一店舗出したんです。それは商業施設の方から「出していただけませんか?」とお声がけいただいて、見に行ったらそこがアパレルフロアだったとき、アパレル×リノベーションという新しい価値の創造を生み出すと感じて。要は、私たちLOHAS studioって、おそらくLIXILさんは一般の方も全国民知っていると思うんですけど、LOHAS studioもOKUTAも、リフォームとかお家づくりを考えた人が初めて知る名前なんですよね。なので、そういう意味ではまだまだブランディング的にはそこまでメジャーなところに行けていないと思います。
デザインにも性能にもこだわった住宅のリノベーションを手がけるOKUTAの「LOHAS studio」
小泉 でも、未来の顧客を想像したときに。アパレルの洋服もロハスをキーワードにコンセプトが合うところとのコラボになると思うんですけど、こう見ていったときに、「この空間ごといずれほしいんだけど、これってどういったところ? LOHAS studioなんだ」って。「夜ハス」とかもそうですけど、やっぱりブランディングとかロゴのアンカリングを、常にこう、お客さまが「あ!」って連想して思い出してもらえるように。家具屋さんとのコラボであったり、いろんなコラボをしていくっていうのが、共存共栄的に今後さらに広めていく上では必要になってくるんじゃないかなと。まだまだここで胡坐をかくことなく、もっともっととんがっていきたいし、成長させていきたいなと思っています。
對馬 なるほど。ありがとうございます。お三方のお話を聞いて、やはり各社さんブランディングに関しては、まだまだ、もっともっとっていう部分のバイタリティをすごく感じました。今、小泉社長にお話しいただいたコンテストは弊社もやっていますので、ぜひ工藤社長、相羽社長にも、皆さまにも、よろしくお願いできればと思っております。作品がまたブランドになるということを小泉社長にも言ってもらいましたが、今年は応募数3000作品を狙っておりますので、皆さまぜひ奮ってご応募いただければと思います。
いろいろディスカッションさせていただきました。ちょっと整理をすると、地域貢献の話からスタートして、人材の育成についても各社さんのお話をヒアリングさせていただきました。最後はブランディングという部分で、これは大小関係なく、各社さんどうやってブランディングをしているのか。先ほど小泉社長からアンカリングという話がありましたが、「そういえばここにOKUTAさんあったね」「拓匠開発さんあったね」「相羽建設さんあったね」とアンカリングになるような、すごく参考になるお話をいただいたと思います。ぜひ皆さまにもご参考にしていただいて、地域のビルダーさんがますます活躍することを願うばかりですし、微力ながらLIXILとしても応援させていただければ幸いです。本日は本当に参考になるお話を、ありがとうございました。
相羽 健太郎さん
相羽建設株式会社
代表取締役
相羽 健太郎さん
相羽建設株式会社 代表取締役
大学の文系学部を卒業後、大手住宅メーカーを経て、1998年に相羽建設に入社。建築家の故・永田昌民氏や伊礼智氏、家具デザイナーの小泉誠氏との協働をはじめ、建築業界や行政、地域との価値観に基づくつながりの中で「創発」が生まれるプロジェクトを多数進めている。東村山空き家対策協議委員。一般社団法人木造施設協議会 代表理事。一般社団法人わざわ座理事。産学協働人財マッチングプロジェクト「KoumutenJob!」共同発起人。
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小泉 太さん
株式会社OKUTA
代表取締役社長
小泉 太さん
株式会社OKUTA 代表取締役社長
1981年2月23日生まれ。高校卒業と同時に単身渡米、アメリカの4年生大学(Salem University)を2年10ヶ月で卒業。2002年22歳でOKUTAに入社。37歳で取締役常務就任、取締役専務を経て、40歳で代表取締役社長に就任。2021年10月1日、創業オーナーの意思を継ぎ、C.O.O(最高執行責任者) & C.H.O(人事最高責任者)&C.S.O(最高営業責任者)として、業界の常識を打ち破るべく、新たな挑戦をし続けている。
OKUTAのスペシャルインタビュー記事はこちら
工藤 英之さん
株式会社拓匠開発
代表取締役
工藤 英之さん
株式会社拓匠開発 代表取締役
1999年4月県内建設会社に入社。2002年7月に退社後、2002年9月、拓匠開発に入社。2009年6月に代表取締役に就任。千葉県に本社を構える拓匠開発は、もともと土木からスタートした会社。建築業を主軸にする今でも、そのアプローチは他社と一線を画する。平屋の建売住宅は、連棟によって街並みをつくり、住まいの価値をさらに高めることにも成功。また千葉市とは、フェスの開催で地域の活性化にも取り組んでいる。
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