統計データ・市場動向について

12月既存住宅販売量指数、前月比0.02%増─国交省調べ

2023年4月3日

国土交通省は3月31日、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した「既存住宅販売量指数」(2022年10~12月分)を公表した。同年12月の戸建て・マンション合計・季節調整値は前月比0.02%増の112.4、床面積30㎡未満を除いた合計・季節調整値は前月比0.3%減の104.1だった。このうち、戸建て住宅の季節調整値は前月比0.3%減の111.5となっている。

【既存住宅販売量指数の推移】

「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。確報値として四半期ごとに公表している。
総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。