統計データ・市場動向について

6月の既存住宅販売量指数、前月比2.9%上昇─国交省調べ

2021年10月1日

国土交通省は9月30日、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した2021年6月分の「既存住宅販売量指数」を公表した。戸建て・マンション合計・季節調整値は前月比2.9%増の112.5(前年同月比17.0%増)、床面積30m2未満を除いた合計・季節調整値は前月比2.1%増の106.3(前年同月比18.6%増)だった。
このうち、戸建住宅の季節調整値は前月比2.2%増の110.9となっている。

「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。

【指数の推移】