LIXIL メンバーズコンテスト プレミアムサロン2025
特別ゲストによる講演の後には、恒例のワークショップが行われました。全国から集まった参加者が4つのグループに分かれ、それぞれ登壇された先生方やファシリテーター(LIXIL社員)を迎えて、ワールドカフェ形式で2つのテーマについて対話を重ねました。
1つ目のテーマは「4号特例縮小に対する取り組み」。2025年4月からの省エネ基準適合義務化に伴い4号特例が大幅に縮小・廃止され、より多くの建築物で審査が必要となりました。脱炭素社会実現と建築物の品質向上を目的としたこの法改正が、現場にもたらしている影響や課題について活発に意見交換されました。
ハーベストとして各グループから共有された課題は、申請業務の負担増加とリフォーム事業への影響が目立ちました。例えば、申請手続きの複雑化による業務効率の低下、審査期間の長期化による工務店人件費負担の拡大。あるいは、戸建改修案件の大幅な減少、確認申請を回避する計画を選ばれる傾向など、知識を持つ改修建築主の存在を感じさせる課題も散見されました。
また、近い将来の審査機関の慣熟を待つ必要性を確認しつつも、行政に対する改善要望など、業界への対応策についての提案も示されました。
2つ目のテーマ「省エネ基準義務化への対応」についても熱い議論が行われ、こちらも貴重なハーベストを得られました。
技術的な対応としては省エネ等級6を目指す積極的な姿勢が主流で、構造計算未実施であった工務店の技術向上の機会になるとしてポジティブに受け止められていました。LCC算出のための準備も始まっています。
一方、営業的な観点では、数値的性能による差別化が困難になっている実情への戸惑いや課題認識が共有できました。顧客との関係性強化、独自の価値提案のほか、リノベーション案件での断熱改修需要拡大の可能性も模索されています。
今回話し合った2つのテーマについて、それぞれの会社の事情や受け止め方を知ることも、各参加者の刺激になったのではないでしょうか。
ワークショップ終了後には、LIXIL TH統括部 グッドリビング研究所 冨島英二 所長より「Good Living 友の会」の近況やサービスが案内されました。
私からは、本日リニューアルした「いい家ネット」のご案内をいたします。
昨今、住宅購入者の行動は劇的に変わり、SNSで好みの事例を探し、じっくり比較してから動くのが当たり前になりました。一方で、工務店の皆様にとっては集客の難しさ、コスト増に頭を抱えることも増えている状況ではないでしょうか。
AI が情報を要約して提示する時代、自社のHPだけではなかなか見つけてもらえません。そこでご活用いただきたいのが、年間200万PVと極めて強いドメインパワーを誇る「いい家ネット」です。事例掲載自体がこれからの集客で鍵を握る「AI対策」になりますが、今回のリニューアルでより直感的に使いやすく、魅力的な施工事例を探せるようになりました。
さらに今回のリニューアルでは「LIXILメンバーズコンテスト」との連携を強化。コンテストに応募し上位入賞することで、サイト内での露出が格段にアップします。皆様の「良い家づくり」が、そのままブランディングと集客に直結する仕組みです。
また、資料請求のWeb化など皆様の事務負担も軽減しました。
私たちは、新しくなった「いい家ネット」を通じて、皆様のビジネスを直接的に支援いたしたいと考えています。ぜひ、集客にお役立てください。
続いてLIXIL Water Technology Japan 営業本部・髙島太志 常務役員 本部長からLIXIL新商品、社会課題への取り組みについて紹介され、プレミアムサロンは幕を下ろしました。
集合写真を撮影し、場所を移して懇親会がスタート。馴染みのメンバーも多く打ち解けた雰囲気の中、ワークショップで語り尽くせなかったことを出しきるように、食事をしながらも活発に意見交換が行われました。
お互いの住まいづくりへの情熱や志に対するリスペクトの漂う、有意義な交流の機会となりました。
「LIXIL メンバーズコンテスト プレミアムサロン」は、地域のトップランナーが集い、互いに触発し合う場として今後も発展し続けます。また、工務店の皆様とともに「LIXIL メンバーズコンテスト」の価値向上にも引き続き取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。